今回は仕事あるある【秘書編】と題し、秘書あるあるをまとめてみたいと思います。
元秘書の私が、自身の経験と秘書経験のある周りからの聞き込みをもとにし、秘書の心の声を暴露する「あるある」です。
・秘書の仕事あるあるを誰かと共有したくてうずうずしている方
・仕事で黒い声を呟いている秘書の方
・秘書の本音や裏話を聞いてみたい方
こんな方に楽しんでいただける内容です。
なかなか聞けない秘書の本音と裏話だよ。
ぜひ最後まで読んでね♪
1. お店テキトーに決めといて〜って「それ苦手なやつ」
お客さんの接待のために、上司はよくお客さんと呑みに行きます。
そうなると、上司から秘書に一言。
お客さんと呑みにいくから、テキトーにお店決めといて〜
げ…でた汗
テキトーにって軽く頼むけど、そう簡単に決められるものでもないのよね…
予算とかお店の雰囲気とか好き嫌いとか、考えなきゃいけないことたくさんだし。
第一、接待で使うような高級なお店行ったことないのよ。
心の中では黒い声を吐きながら、実際には笑顔で対応します。
はい、わかりました♪
〇〇さんって、日本酒がお好きな方ですよね?
先方は、何人いらっしゃる予定ですか?…
(黒い声は、出しちゃダメだよ!!)
家の近くの古びたお好み焼き屋さんとかラーメン屋さんだったら、おいしいとこいくらでも知っているんだけどなぁと思いながら、トボトボと自分の席に戻るのでした…。
2. 長年連れ添った夫婦みたいな会話
上司は基本的にとても忙しいですし、複数の案件を同時に抱えていることも多いです。
なので、書類がどっかいっちゃったり疲れがたまって言葉が出てこなくなったり、人の名前をど忘れしたりなんてこともよくあります。
そんな時には、上司と秘書の会話は長年連れ添った夫婦のお茶の間の会話のようになります。
ねぇねぇ、あそこの会社のあの書類、どこ置いたっけ?
あ〜あの書類…うーん…(あの書類ってなんの書類よ!…あぁ、きっとあの書類のことだね)
さっき持ってましたよね?
ここら辺じゃないですか?
(また探し物かい!どうせすぐ見つかるんだから、これくらい自分で見つけてよ〜笑)
あ、これですよね?
あぁほんとだ!あったあった笑
そうそう、さっきここに置いたんだった。
会社名も書類の名前も言っていないのに会話が成り立ち、最終的に探し物が無事見つかるというなんとも不思議な感じです。
上司の行動と性格をわかっている秘書だからこそのフォロー。
長年連れ添った夫婦のような会話が成立するのは、上司のことがちゃんとわかってる証拠だし、問題解決できた時はドヤ顔気分。
うーん…でも私はワイフじゃない!
なんだか微妙な気持ちになるのよねぇ。
3. お茶の差し替えに行ったけど、机の上は書類パーリー「あ、これ、どうしよ」
会議の時間が長くなると、タイミングを見計らってお茶の差し替えをします。
でも、会議が長くなる場合には議論が煮詰まっていることも多く、机の上は書類パーリー。
最初に出したお茶が書類と一体化していて、捜索活動が必要な場合もあります。
うひょっ、また書類パーリーになってる!!
そしてお茶の置き場所がない…立ちすくむ私。チーン。
誰かに気づいてほしいけど、一斉にこっち向きませんようにとお祈りして
どうしていいかわからず、とりあえずもぞもぞ…
ただお茶を差し替えて帰るだけなのに、どっと疲れる笑
4. 難聴で、日本語なのにリスニングができない
電話対応も、秘書の大切な仕事です。
(秘書に限らないかもしれませんが、秘書が電話対応をする機会は非常に多いです。)
お客さんからの電話を上司に取り次いだり、上司が不在の時に対応したり…電話対応はその会社や組織の顔なので、それなりに緊張します。
電話の対応次第で、お客さんの気分を害してしまったり、会社の損益に関わるような重要な情報を聞き漏らしてしまったりなんてこともあり得ます。
なので、電話に出る時は英会話のリスニングをするかのように、耳をダンボにして対応します。
〇〇会社の森山様でいらっしゃいますね?
あ、丸山です。
大変失礼いたしました。
丸山様ですね。
(初っ端から痛恨のミス!)
上司不在のため、用件を聞くことに…
えぇ、はい…え?すみません、もう一度言っていただけますか?
あ、はい。△△が…
え?はぁ…すみません、そこのところもう一度…
(すみません…おちょくっているわけでは決してないんです)
先方が「この人大丈夫かい?」という表情をしているのが、電話越しにも伝わってきます。
特に、新人時代や新規のお客様を対応するする時は、こんな風になっちゃうことが…笑
秘書ってなんでもできそう!!って思われているだけに、電話対応でズッコけると辛い。
秘書だって聞こえなかったり聞き間違えたりすることはあるし、聞き逃したらいけない!と一生懸命になっているからこそそういうことあったりするのに…
私、英会話のリスニングを勉強する前に、日本語のリスニング特訓した方がいいのかしらと本気で悩んじゃう笑
5. 上司がもらってくるお土産や贈り物は、元気の源
上司はお客さんと打ち合わせをしたり接待をしたりすることも多いですし、夏や年末にはお中元やお歳暮がわんさか届きます。
なので、秘書もそのおこぼれをもらえることが多く、普段はお目にかかれないような高級なものをいただけるなんてことも…。
今日のおやつは、バスク風チーズケーキだって〜!
ルンルン🎶
仕事でてこづったり辛いことがあったりしても、上司がもらってきたお土産や贈り物のおこぼれをもらえると、急に元気になるという単純な私。
このささやかな幸せに、支えられています、ふふふ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
秘書経験のある方も、秘書のことをあまり知らない皆さんも、楽しんでいただけていたら嬉しいです。
個人的には、「こんな風に思っていたのは私だけじゃなかったんだ!」と思うと嬉しくなったり俄然やる気が出てきたりするので、そういう意味でもこの記事が皆さんのお役に立てたらなと思っています。
今後も仕事関連の記事をどんどん更新していくよ♪
また来てね!