博士は就職できないってホント?博士の私の実体験からみえた答えとは

大学院生活

日本では、博士課程まで進学すると企業に就職するのが相当厳しいと言われています。

博士号取得者に対する待遇が、海外とはまるで違うんですよね…
悲しい現実ですが、仕方ありません。

ん?でもこれって本当?だって実際自分や知り合いが就活したわけじゃないんでしょ?

そうです。博士は就職が難しい、厳しいという「通説が広まっているだけです。

就活は時代や景気などにも大きく左右されると言われていますし、本当に博士の就活が困難を極めるとは断定できません!

ということで、博士中退を検討中の私が実際に本気で就活し、検証しました!

結論からお伝えすると、

ー 博士の就活は難しい? 実体験からみえたこと ー
博士だから就職できないなんてことはありません!!
ちゃんと内定ももらえましたし、手応えも感じました。

ただ、転職活動のやり方や方向性が少し違っていると、難航することもあるかもしれません。

そこで今回は、転職サイトとエージェントを使い倒して本気で就活に取り組んだ博士の私が、博士課程の皆さんが転職で成功するためのコツとノウハウをお教えします♪

体験した私だからこそ伝えられる情報を盛り込むよ!是非役立ててね♪

博士が就活を成功させる3つのポイント

約3ヶ月間、みっちり就職活動をして学んだことがありました。

それが、以下の3つです。博士の就活成功の鍵はこの3つにかかっていると言っても過言ではないと思います。

【博士が就活を成功させる3つのポイント】

  1. 就活サイト/エージェントの選び方
  2. 自分がやりたいことと能力がマッチしている企業を選べるかどうか
  3. 焦らず、広い視野を持って取り組めるかどうか

それぞれ、以下に詳しく書いていきますね♪

1. 自分に合った就活サイト/エージェント選び

就活サイト/エージェント選びは、最重要です。

これは、よく言われていることですよね。

就活サイトやエージェントって世の中に山ほどあって悩むと思いますが、博士課程の皆さん全員に共通してオススメなのが、このサイトです。

【内定をもらった私がオススメする転職サイト/エージェント】
  No.1👑  リクナビ:転職希望者の大半が登録

あくまで個人的な意見ですが、リクナビは

 
【リクナビのすごいところ】
持っている案件の数がずば抜けて多い。
業界トップクラスの企業や基盤の安定した企業も多く含まれている。
自己診断機能が付いており、業界や職種選びにとても役に立つ。
エージェントの担当者の質が良い。
エージェントとの距離感が良い(しつこく連絡が来ることがなく、こちらからヘルプを出せばいつでも助けてくれる)。
就職エージェントは担当者が一方的に案件を紹介してくれるシステムのところが多いが、リクナビはそうではなく、自分でも様々な案件を見られる

などのメリットがあると感じました。

リクナビの他にも博士の皆さんにオススメ就職サイト/ エージェントを就活の軸や分野、就職したい業界など別に記載しておきます♪

【博士課程の就活にオススメの就職サイト】
・Doda
転職者満足度No.1
独自の優良案件が多い(他の転職サイトにはない「お宝求人」がたくさん眠っていた)
希望条件に沿った求人検索がしやすい(「在宅可」や「残業少」などの絞り込みポイントが多くて便利)
第二新卒や20代など、社会経験が浅い人でも挑戦しやすい求人が多い

マイナビ転職
求人数が業界トップクラス
マイナビ転職にしかない大手企業案件も多い
サイトが使いやすい
第二新卒や20代など、社会経験が浅い人でも挑戦しやすい求人が多い
スカウトメールが届くので、自分に合った求人を見つけたり、どんな業界に興味を持たれやすいかがわかる

アカリク:
大学院修士、博士卒/中途に特化したサイト
院生なら登録しておきたい
院生としての経験や知識を最大限に活かした就活ができる
院生、院卒への理解がある企業を掲載
大手企業も多数掲載
登録しておくだけでも、将来のプランが立てられる可能性あり
大学院生に特化した仕事情報コラムも連載されており、役立つ

就職活動が成功するかどうかの約8割は、登録する就活サイト/ エージェントにかかっていると言えるかもしれません。

私は就活している中で、何度もそれを痛感しました。

私がそう考える理由は主に以下の3つです。

【就活サイト/エージェント選びが大事だと痛感したワケ】

  1. 就職サイト/エージェントによって持っている案件の質と量が天と地ほど違うから
  2. 就職サイト/エージェントによってターゲットとしている層や得意とする業界が全然違うから
  3. 就職エージェントの担当者によって対応や紹介してくれる案件の質と量が違うから

私も最初は本当にわからなくて手当たり次第就活サイト/エージェントに登録していたんですが笑、使っていくうちにだんだん使うサイトやエージェントが絞り込めてきました。

それから、もう一つ大事なのが転職サイト/エージェントは複数登録すること!

業界や職種が絞り込めてきたり選考が進んできたりするとだんだん視野が狭くなりがちになってしまうことが多く(私自身そうでした笑)、そうするとなかなか自分にとってベストな選択ができる状態ではなくなってしまいます。

色〜んな選択肢を知って自分が納得した上で企業に就職するには、転職サイト/エージェントに複数登録するのが一番です!

2. 自分がやりたいことと能力がマッチしている企業を選べるかどうか

就職する業界や業種、企業選びには、様々な軸があると思います。

仕事内容
業界への興味・関心
企業の体質
社風
勤務時間
勤務体系
福利厚生    など

就活の軸は人それぞれでいいと思いますが、社会経験があまりなく、社会人としての実績があまりない(と世間から思われている)博士の就活を成功させるためには、自分ができることと志望する業界や職種、企業が求めているものがマッチするかどうかがキーポイントになります。

博士の就活ではほとんどの場合、同世代の社会人や第二新卒の募集の枠を競うことになると思います。

私は就活した3ヶ月間、軸があっちこっちぶれたり紆余曲折あったりしましたが、自分の能力や強みが活かせると感じた業種や業界で、より手応えを感じたように思います。

例えばレストランのオーナーやシェフと色んなコネがあったり、食べ物の知識があったりする僕の場合でいうと、IT業界のコンサルタントとして採用されるのは難しそうだけど、食品のバイヤーとしてなら採用される確率が上がりそうってことだよね。

3. 焦らず、広い視野を持って取り組めるかどうか

博士を中退/卒業して一般企業に就職しようとする人は、アカデミアの世界とはもう「さよなら」しようと思っているでしょう。

そうなると、一般企業への就職が自分が今後生きていくための唯一の道だと考え、前のめりになりがちになると思います。

私も一時期「どうか私を拾ってください」という飼い主募集中の捨て犬のような精神に陥ってました笑

でも、そんな風に自分を安売りして、本当に自分に合った場所を見つけられるんでしょうか?

おそらく企業側も応募者側の切羽詰まった雰囲気を察知すると思いますし、たとえ内定をもらえたとしても本来の自分を知ってもらった上で採用してもらえていない可能性が高いので、入社してからそのギャップに苦しむことになるでしょう。

なので、焦る気持ちはほんと〜によくわかりますが、長い目で見てじっくりゆっくり自分に合った働き方や働く場所を吟味しましょう!ゆったり構える気持ちで笑

長丁場の就活期間中は、社会経験がない(浅い)ことや、企業で必要とされる経験やスキルがあまりないことに不安や焦りを感じ、自信をなくしたりするかもしれません。

特に、博士課程まで頑張ってきたのに社会的にはこんな冷遇されるのか…という場面に直面すると、もう一生立ち上がれないという気分になったりもするでしょう。

でも、人はどんな人でもいいところを持っているし、その能力を発揮できる場所は必ずあるはずだよ

博士課程という素晴らしい高みまで頑張れた皆さんにもお一人お一人に合った活躍の場が絶対にあるので、最初からこれ!と決めつけないで広い視野を持って自分に合った職業と職場を焦らずじっくり探してみてください。

まとめ

以上、博士在学中の私の就活体験談と、そこから感じた成功のポイントとコツをお伝えしました。

就活は結構エネルギーとバイタリティーが必要ですし、人生の大きな選択を迫られるので、なかなか一歩を踏み出せないと思っている人も多いと思います。

でも、何事も一歩踏み出さないと始まりませんし、その小さな一歩こそが、皆さんの人生を楽しくて充実したものにするんです!

就活したからといって絶対に企業に就職しなければいけないわけではないですし、嫌だったら就活もやめちゃえばいいんです。

まずは、就活サイト/エージェントに登録という小さな一歩から始めてみませんか?

先ほど紹介した、内定をもらった博士課程在学中の私が自信を持ってオススメする就活サイト/エージェントをもう一度書いておくよ♪
無料で登録も簡単だから、ぜひ登録してね!

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一緒に明るい未来への一歩を踏み出しましょう!

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