博士論文が書けない人に伝えたい2つのこと 苦難から脱却へ 

大学院生活

頑張っても博士論文が書けない…
博士論文が書けなくて、焦っている…

こんなお悩みありませんか?

意気込んで博士課程に入学したものの、博士論文の執筆で躓いてしまう人は、少なくないでしょう。

かくいう私も、その1人でした。

修士課程を卒業後、そのまま研究を続けたいという思いからストレートに博士課程に入学したものの、理想と現実のギャップ、焦り、将来の不安、それらに押しつぶされて沈没寸前。

沈没寸前の船は長い間漂流しましたが、なんとかもがき続けました。

結局私は「博士の道とは違う道で生きていこう」と決めましたが、今の私なら、あの頃悩んでいた自分にアドバイスを送れるかなという気がしています。

そこで今回はそんな私が、博士論文が書けなくて真剣に悩んでいるあなたに、そのお悩み解決方法を伝授します

今みなさんが抱えている悩みは人生を大きく左右する大きなものだと思いがちですが、どんな決断をしたところで、何も怖いことは起こりません、大丈夫です♪

真剣に悩んでいるってことは、一生懸命頑張っている証拠だよね。
でも、悩みすぎは良くないよ!
時には肩の力をふぅ〜っと抜いて、焦らずゆっくり考えよう♪

研究に疲れてしまった人には、

研究やめたいと思ったら、就職サイトに登録だけでもしておくべき理由

もオススメです。

博士論文が書けなくなってしまう様々な原因

博士論文が書けなくなってしまう原因は、様々です。

例えば

  • 博士号を取っても将来が保証されないという不安
  • 研究内容への興味の薄れ
  • 研究意欲、モチベーションの低下
  • 激務による心身の体調不良      
  • 指導教官との関係上の問題
  • 社会的、経済的に自立できていないという焦り   
  • 経済的に厳しく、博士課程を続けるのが困難       など

悩みは多いし深いし、考えても考えても埒あかないし…もう本当に嫌になっちゃいますよね。

私もこの悩み(ほとんど全部)に本当に悩み、毎日ドツボにはまった気分でした。

でも、私は今博士課程をやめるという決断をし、それまでの憂鬱な気分が嘘のように幸せいっぱいの毎日を送っています。

では、あれほど思い悩んでいた私が、どうしてここまで変わることができたのでしょうか?

それは、暗黒時代に突然訪れた休養期間に人生観が変わる経験をし、儚い人生をこれからどう生きていくかについて真正面から向き合って考えたからです。

具体的には

  • 一度きりしかない大切な人生、1日1日を大切に後悔なく生きたい!
  • 研究を続けなくても、生きていく道は山ほどある!

主にこれを軸に、今までのモヤモヤを全て解消しました。

1つずつ、少し詳しく書きますね♪

一度きりしかない大切な人生、1日1日を大切に後悔なく生きたい

同じような毎日を過ごしていると、この毎日が永遠に続くかのように思えてきますが、実際はそうでは決してありません。

私は家族が倒れてそれを痛感しましたが、命は本当に儚いです。

1週間前まで元気で楽しそうにご飯を頬張っていた人が、突然動けなくなってしまう…悲しいですが、それが本当に起こってしまうのが現実です。

そして動けなくなってしまうと、もういくら足掻いてもやりたいこと、成し遂げたいことをするのは難しい場合も多いです。

これは誰の身にも例外なく起こることで、信じがたいですが、当然私たちもそうです。

それを痛感した私が思ったのは、一度きりしかない儚い人生、一日でも無駄にしたくないということでした。

毎日の生活に、私は満足しているだろうか。
このまま博士課程を続けて博士号を取れたところで、幸せになれるだろうか。
これが、私が本当にやりたかったことだろうか、後悔はないだろうか。

何度も自分に問いかけました。

もちろん、人生楽しいことばかりしてはいられませんが、私の場合、このままだと辛い毎日で終わってしまうだろうなと想像しました。

そうして、人生儚いし一度きりしかないんだから、楽しまないと損じゃないか!と考えられるようになりました。

研究を続けなくても、生きていく道は山ほどある

博士課程に入って研究がうまくいかなくてドツボにはまった気分になるのは、どうしてでしょうか?

それは、私たちのこれからの将来が前途多難だからではないでしょうか。

就職するにもスキルや経験があるわけではないし
かといって博士課程を続けるのも苦痛だし
たとえ博士号を取れても研究職のポストをもらえるわけではないし

生きていく術を閉ざされた感じで、辛いね…

それで、結局今のまま博士課程を続けているという人は多いと思うのですが(私の周りにもたくさんいます)博士課程まで進学し、退学したからといって企業に就職できないわけでは決してありません。

私も、全くといっていいほどスキルや特別な経験がありませんが、転職サイトや転職エージェントで優良案件を多く紹介してもらえました。

就職が不安で悩んでいる方は、ぜひ転職サイトやエージェントに登録だけでもしておくと、安心感が持てると思います。

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どんな人も、自分に合った仕事や働き方を見つけられるはずだよ!
焦らずゆっくり探そう♪

また、会社に就職しなくても生きていく道は今の時代たくさんあります。

博士課程で得た知識や経験を生かして小さな会社を起こすことだってできるし、いくつか副業を掛け合わせて生計を立てていったりすることだってできます。

あるいは、後継者がいなくて困っている会社の後継ぎとして、その会社を継ぐのも素敵です♪

黒字経営なのに、ただ後継者がいないというだけで会社をたたんでしまうということは、今の時代かなり多いんだとか…。

あと、田舎に住めばそこまで家賃はかからないし物価も安めだから、それだけコストも抑えられるよ。

私の友人は東京から田舎に移住したけど、家賃がおそろしく安くて驚いてました!

あるいは、安定した道を歩みたいなら食いっぱぐれない仕事(医師、看護師、公務員など)を目指すのも十分ありだと思います。
今からでも遅くありません!

何度挫けても失敗しても、また立ち上がればきっと最後は報われる!
あの有名なウォルトディズニーもケンタッキーを作ったカーネルサンダースも、何度もの壮絶な失敗と挫折を繰り返して、やっとの思いで成功したんだって。
よし!なんだか元気が湧いてきたぞ笑

まとめ 今日が地球最後の日でも、思い残すことはない?そう自分に問いかけてみて

博士課程に進んだものの、研究がなかなか進まなかったり理想と現実のギャップに悩まされたりすると、本当に辛いですよね。

それこそ、毎日が地獄です。

人生に苦労はつきものですし、そういう辛い経験こそが将来の成長につながるということはもちろんあると思います。

でも、その線引きって難しいよね。
逃げや甘えで博士課程から遠ざかりたくなっているのか、それとも研究や研究内容、環境が向いていなくて辛くなってしまっているのか…。

それを見分ける簡単な方法があります。
こう自分に聞いてみてください。

今日が地球最後の日でも、思い残すことはない?」と。

多少今辛くても、明るい将来のためにそれに耐える困難に立ち向かっているのであれば、きっと「思い残すことはない」と答えられるはずです。

しかし一方で、もうこの道しか残されていないから、とか周りからのプレッシャーやプライドなどの後ろ向きな理由で博士課程を続けているのなら、「思い残すことは大いにある」のではないでしょうか?

うんうん、僕もね、明日地球が終わってもいいようにと思って毎日好きなものを好きなだけ思い残すことがないように食べているよ。
それこそが僕の1番の幸せ♪

思い残すことが多いにあるあなたは、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください。

研究以外にも、あなただけの持ち味が活かせる場所が、必ずあるはずです!
広い視野を持って、ゆっくり探してみてください♪

最後まで読んでくれてありがとう!
皆さんの幸せを心から応援しているよ♪

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