「どう頑張っても修論が書けない」の対処法を、ケース別にご紹介。

どう頑張っても修論が書けない 対処法を、ケース別にご紹介 大学院生活

わーん…どう頑張っても修論書けないよ〜。
書かなきゃいけないのはわかってるんだけど、気だけ焦っちゃって、もうどうにもならん。
どうすればいいの〜?!

こんなお悩み、ありませんか?

修士論文を書き始めたものの、なかなか思うように進まず、深く悩んでしまうという方は多いようです。

実際、私もそうでした。

良いスタートダッシュを切って始めたはずの修論も、中盤頃に雲行きが怪しくなり、タイムリミットと指導教官からの辛口コメントで精神的に追い詰められ、終盤には人生初の胃痙攣を起こすほど苦しみました苦笑

そこでこの記事では、修士論文が書けなくて悩んでいる方に向けて、

  • 修士論文が書けなくなってしまう理由
  • 【実証済】ツラさから抜け出すオススメの対処法

などを解説します。

「修論が書けない」というツライ状況を脱却するためのヒントになるはずだよ。
ぜひ最後まで読んでね♪

修論で悩む人は、あなただけじゃない!

修論で悩んだり、修士課程での研究について悩む人はあなただけではありません。

院生の同僚は数少ないですが、その中でも崩壊寸前(もはや崩壊してる?)までいきかけた人もいます。

また、Google検索で調べてみても、修論が書けないという切実な悩みを訴えている人はよく見ます。

卒論と違って修論はハードル高めで、苦しくなっちゃう人結構いるみたいだね…。
悩んでいるのはあなただけじゃないよ。一緒に乗り越えよう✊

修士論文が書けない理由

そもそも、なんで修論が書けなくなってしまうんだろう?

修論が書けなくなってしまう主な理由として、以下の理由が挙げられると思います。

【修論、なぜ書けなくなる?】

  • 指導教官からのダメ出しがハンパなくて、精神的にやられてしまった
  • 提出期限に間に合わなさそうで、焦っている
  • 途中まで書いたものの、論理性や一貫性などの問題で完成度が低くなりそう
  • 研究テーマ・内容に興味が持てず、やる気が起きない
  • そもそも自分は研究に向いていないようだと気がついた      など

それぞれ説明します♪

1. 指導教官や周りの先生からのダメ出しがハンパなくて、精神的にやられてしまった

修論を書く際には、必ず指導教官に相談しながら進めていくことになると思います。

指導教官から論文のテーマ選びや内容、構成、文章の書き方など様々なアドバイスをもらうと思いますが、指導教官によっては「鬼!なんて残忍なんだ…」と思うほどのダメ出しをしてくる教員もいます。

指導教官としては悪気はあまりないんだと思うんですが、学生側は鬼の一撃で一気に瀕死になっちゃうんですよね…。

私もこれまで何度も瀕死状態から奇跡の回復を遂げてきたので、よく分かります笑

周りの友達などに聞いても同様の意見を持っている人は結構いて、それで自信を失ってしまう人は多いようです。

2. 提出期限に間に合わなさそうで、焦っている

計画性を持って修論を書いている人でも、なかなか計画通りに修論を進めることは難しいと思います。

修論を進めていくうちに新たな問題が出てきたり、予想外の出来事に見舞われたり…それから、修論は指導教官に指導してもらいながら進めるので、そういう意味でも調整が難しかったり。

それで、論文執筆が後手後手になり、提出期限が迫って焦ってしまうということは多くの人が経験することかもしれません。

私も院の友達も、提出期限に間に合わなさそうという問題を抱えていない人なんていない!というくらいでした。

タイムリミットに追われて焦ると、「もうダメだ…書けない」というネガティブな気持ちになりかねません。

3. 途中まで書いたものの、論理性や一貫性など重大な問題があることに気がついた

途中まで修論を書いたけれど、論理に一貫性がないことや、そもそも土台とする理論を選び間違えていたことに気がついたり。

論文を書き始める前に気がつけばよかったんですが、ある程度書いてから「あれ?」なんだかおかしいぞと思ったり、指導教官に指摘されたりして気がつくことも少なくないと思います。

そうなると、ふりだしに戻って練り直すか、または無視して続けて強行突破するかという究極の選択を迫られます。

どちらを選択した場合もいばらの道を進むことになりそうで、身動きが取れなくなってしまうということもあるでしょう。

4. 研究テーマ・内容に興味が持てず、やる気が起きない

修論の研究テーマを選んだものの、進めていくにつれて、それが自分の興味の対象ではなかったと気がつくケースは結構あると思います。

論文では新規性や独自性なども評価されるため、最終的に決めたテーマが、当初研究したいと思っていたテーマとずれてしまうということはありがちです。

実際、私の周りにもテーマ選びでつまずいた人はいましたし、それが原因で研究のモチベーションが下がってしまうという人は少なくないでしょう。

5. そもそも自分は研究に向いていないようだと気がついた

大学院に入る前は夢と希望を抱いていたけれど、実際入学して勉強してみたら理想と違ったということはよく聞く話です。

私は今博士課程に在籍していますが、博士課程はもちろん、修士課程の時にもこの問題で悩んでいる友達は周りにゴロゴロいました。

実際私も博士課程に進んで、自分なりに一生懸命文献を読み込んだり投稿論文を書いたり学会に参加したりしましたが、ふと立ち止まって考えた時に「これは自分のやりたかったこととは違うぞ」と違和感を覚えました。

そうなると途端に論文を書くモチベーションがなくなり、いくら物理的、経済的などの周りからの圧力があっても論文執筆停滞期から抜け出せなくなってしまいます。

ツラさから抜け出すオススメの対処法

どう頑張っても修論書けない!って悩む理由はいろいろあるよね。
そのツラさからどうやったら脱却できるんだろう?助けて〜泣

そんな時、オススメの対処法は次の3つです。

【今すぐできる!ツラさ解消法3選】

  • 信頼の置ける人に真剣に相談してみる
  • 就職活動などの方針転換を見据えて、適職診断をしてみる
  • 気分転換をして休んでから、もう少しだけ頑張ってみる

これはどれも、私が実際に論文執筆に行き詰まった時に実践し、ツラさ解消に効果があったものです。

博士課程に在籍している私ですが、修士の時から絶賛悩み時代は続いていて、その時の状況に応じてこれらのツラさ解消法を使い分けています。

現状によって対処法が少しずつ異なってくると思うので、以下の説明を読んで、自分に適したものを(組み合わせて行うのもとても良いと思います)ぜひ実践してみてください。

1. 信頼の置ける人に真剣に相談してみる

これは、修論が書けない理由がどんなものであった場合にも万能に効くはずです。

自分の悩みを口に出して人に説明することによって「なんとなく」感じていた不安やツラさの根源などを整理することができます。

そうすると、これから自分がすべきこと、できそうなことがはっきりしてきて、前に進む大きな一歩を踏み出すことができるでしょう。

ただ、ここで注意したいのが、誰に相談するかです。

相談しても親身になって話を聞いてくれなかったり自分の気持ちを受け入れてくれなかったりすると、「修論が書けない」という自己嫌悪の気持ちがさらに深まって傷口を広げることになりかねません。

相談は、信頼できそうな人、親身になって話を聞いてくれる人にするようにしましょう

2. 就職活動を見据えて、適職診断をしてみる

これも、全悩み万能型の対処法です。

そもそも、修論が書けなくて困る理由はなんでしょう?

それは、修論を提出しないと修士課程を修了できないからです。

せっかく院に入ってここまで頑張ってきたのに、卒業できないなんて悔しいですよね。

でも、人には向き不向きがあって、頑張っても達成するのが難しいことはあります。

そうだよね。
運動音痴な僕がいくら頑張っても絶対に体育系の大学には入れないもんね笑

修士課程を修了できなくたって、いいじゃないですか!
それで何か恐ろしいことが起こるわけでもないですし。

院に入ってここまで頑張ってきたのに「今さら」と思うかもしれませんが、「修論が書けない」と悩んでいる今こそ、自分に向いていることを見つけるチャンスかもしれません。

「修論が書けない」と自己嫌悪に陥る日々を送るよりも、自分がイキイキできる世界に向けて前進する方が、時間を有意義に使えるのは間違いありません。

もう自分を責めて落ち込むのはやめましょう!
修論が書けないのはあなたのせいではなく、あなたに向いていなかっただけなはずです。

でもそしたら自分は何に向いているんだろう…と思いますよね?

そんな時あなたの大きな助けになってくれるのが、転職サイトが無料で提供している適職診断や自己診断です。

僕も実際、適職診断や自己診断をしてもたけど、自分の強みや弱みを客観的に診断してくれて、とても役に立ったよ!
何より、心が救われたぁ〜笑

3. 気分転換して休んでから、もう少しだけ頑張ってみる

この方法は特に、

  • 指導教官からのダメ出しがハンパなくて、精神的にやられてしまった
  • 途中まで書いたものの、論理性や一貫性などの問題で完成度が低くなりそう
  • 研究テーマ・内容に興味が持てず、やる気が起きない   

こんな方にオススメです。   

「修論が書けない!」となると、寝ても覚めてもその悩みが頭から離れないなんてことも多いと思います。

うんうん、論文が進まないからイライラしたり自己嫌悪に陥ったりして、そういう自分にもまたイライラして。
それが最近の僕の悪循環ルーティーン…。

そんな時には、一度気分転換をしてみることをオススメします。

気分転換といっても色々ありますが、最も効果が期待できるのは「視野を広げる」気分転換法です。

例えば、

  • ドラマや映画を観る
  • 新聞を読む
  • 本を読む

修論に関することを一旦全てシャットアウトして視野を広げることで、疲れていた心にエネルギーが戻ったり新たな自分の可能性に気付けたりし、またやる気が出てくるということもあります。

歴史に残る偉人も、研究とは全く別のことをしている時にすごい発明を思いついたなんて話を聞いたことがあるよ♪

「修論が書けない」という悩み解決のためには、初めの一歩を踏み出す勇気を!

「修論が書けない」という悩みは、いくら嘆いても解決されません。

でも、たったほんの少しの勇気と行動で、あなたの未来は大きく変わるはずです。

上述した対処法

【今すぐできる!ツラさ解消法4選】

  • 信頼の置ける人に真剣に相談してみる
  • 就職活動を見据えて、適職診断をしてみる
  • 心身ともに十分休息してから、もう少しだけ頑張ってみる

を参考に、ぜひ実践してみてください。

皆さんの悩みが解決され、自分らしく楽しく生きられるようになることを心から願っているよ♪

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