現役大学院生が語る、大学院生あるある【生活、研究編】

大学院生活

こんにちは。
文系博士課程に在籍中で、現役大学院生をしています。

前回の大学院生あるあるでは、大学院生の実態や生活を、現役大学院生の私が【社会編】としてお伝えしました

そこでは、バイトや恋愛事情に関わる院生あるあるを紹介しましたね。
詳しくは、現役大学院生が語る、大学院生あるある【社会編】をご覧ください。

今回はその第二弾、【生活、研究編】として、大学院生の謎な実態のさらなる解明に迫ります。

大学院生のことを知らないあなた!!
謎に包まれた大学院生の生活をちょっと覗き見してみませんか?

現役大学院生で、毎日論文と闘っているあなた!!
モヤモヤを共感できる仲間がいると、気分が明るくなりますよ。

皆さん、ぜひ最後までお付き合いください。

なお、前回と同様、この内容は文系大学院生の生活を描いたもので、理系大学院生についてはまた状況が違うかもしれません。
その点、ご了承ください。

・指導教授の論文指導が辛口すぎて撃沈

院生は、授業に出てディスカッションに参加したり、学期末レポートとしてレポートを書いたりするだけでなく、卒業する前に集大成としての論文を提出しなければなりません。

修士課程なら修士論文、博士課程なら博士論文です。

大学卒業前に書く卒論を量、質ともにかなりレベルアップさせたようなものだよ!!

博士課程だと、その博士論文に加えて、ジャーナルに論文を何本か掲載することが卒業要件となっているので、その準備も必要です。

ということで、院生はたくさん論文を書かなければなりません。ひぇ〜…

その上で、避けて通れないのが、指導教授による論文指導です。

論文を書き上げるまでに何度も担当教授とやりとりするのですが、担当教授の辛口っぷりは半端ないです。

まさに、鬼!!笑
よし、今回はイケるぞって思っても、全然イケた試しがない…

  • 渾身の力を込めて書いたものがダメだった → 自信喪失
  • 訂正してもまたダメなんだろうな → やる気喪失

大事なものを喪失した喪失感…チーン…。

具体的にどう直していいかも見当がつかず、まずは返ってきた原稿を、見なかったこと、知らなかったことに笑

先生、ごめんなさい。
先生がお時間を割いて、私のためを思って辛口のフィードバックをくださっているのは重々承知しております
でも、今回もまたパンチがちょっと強すぎて、現場復帰には時間がかかりそうです。
また原稿と向き合える時期が来たら、頑張ることにします泣

・教授の意外な一面に、ニヤリ

教授の性格やお人柄などにも左右されますが、院生になると、大学生の時よりも教授とだいぶ距離が近くなれると思います。

院生のクラスは少人数で、教授も学生の顔と名前が一致しているので、それぞれの性格や色んな事情がわかっている場合が多いです。

例えば…

  • 〇〇さんはアニメオタクで、特にコナンが好きだ
  • △△さんはロックが好きだからいつもロッカーみたいな格好をしていて、よくライブに行く
  • クラスのムードメーカーといえば××さん  など

それから、院生はTAを頼まれることも多いので、自分の専門外の教授と知り合いになれる機会もあります。

という感じで、院生は教授と個人的な話をする機会が結構あり、その中で教授の意外な一面を知れたりすることもあります

  • 普段はアカデミックなことしか話さない堅物のおじさん教授が、実は噂好きだった
  • いつもはあまり人に強く言わない優しげな教授が、実は心の中で黒い声を出していた とか

教授は、研究に関しては雲の上の存在だけど、彼らも私と同じ人間なのだなぁとちょっとホッとするよ。

・レポートや課題締め切り前は、朝から晩まで論文とお友達

大学院の場合、学期末にテストが実施されることはほとんどなく、成績はレポートで評価されます。

なので、学期末には履修している科目全てについて、レポートを完成させなければなりません。 

大学の時のレポートより量・質共にレベルの高いものが求められるので、めちゃくちゃ時間がかかるよ。

でも、教授に顔が割れているし(ここが、一番大きいポイントかも笑)、相手はプロだから手を抜いたら一瞬でバレます。

ちゃんとやらなきゃ。
でも、時間がない。
毎度この葛藤です。

そして、レポートや課題の締め切り前は、四六時中そのことを考え、寝ても覚めても論文と本とお友達。

今日は何人新しくお友達が増えるかな…

・同窓会とか親戚の集まりでは、肩身が狭い

院生の同年代の人たちは、もう社会人として働いていたり、結婚して家庭を持っていたり、中には子供が生まれて育てていたりする人もいます。

加えて、院生はまだ学生の身分で、フルタイムで働いていないことが多いです。
それから、金銭面を考えて、結婚もまだしていないこともほとんどです。

でも、院生は社会の中の少数派。
同窓会に行っても、周りは「立派に働いている人」ばかりです。
その中にいると、まだお小遣いくらいしか稼げていない自分がちっぽけに見えます。

社会から置いてきぼりにされているという焦り
「会社員あるある」についていけない寂しさ

他にも、マイナスの感情がひしひしと湧いてきます。

親戚同士の集まりでも、同年代のいとこは配偶者同伴。
それに加えて、世話好きのオバちゃんは、結婚とか子供の話とか始める…うぅ、もう勘弁笑

なんですか! この無言のプレッシャー!!笑

まとめ

院生あるある、いかがだったでしょうか?

院生のことをあまり知らなかった方々は、楽しんで読んでいただけたでしょうか?

現役院生さんは、「あるある〜」と共感していただけたでしょうか?

ネタとして楽しんでいただけたら、嬉しいです。

これからも随時大学院や就職、仕事関連の情報を更新していきます。

ぜひお立ち寄りください。

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