みなさんは、大学院生にどんなイメージを持っているでしょうか?
もしかしたら、すぐにイメージが湧くという人は少ないかもしれません。
実際、大学院生って謎だな…と思ったことがある人もいるのでは?
そこで今回は、そんな大学院生の実態や生活を現役大学院生が大暴露します!!
人の生活を覗き見するって、ちょっとワクワクしませんか?!
それが、謎に包まれているならなおさら笑
今回お伝えする情報は、大学院生のことを全く知らない人だけでなく、これから院に進もうか悩んでいる人にも「なるほどー」と思ってもらえるはずです。
それから、現役院生で、論文〆切に追われてパニックになっている人にも、勇気とやる気を与えられる内容になっていると思います。
悩んでいるのはあなただけじゃない!!
ぜひ最後までおつきあいください。
なお、この内容は文系大学院生の実態で、理系については勝手が違うかもしれません。
その点、ご了承ください。
・「院生」と知られた瞬間、相手との間に厚い壁ができる
私はもともと童顔で、もうアラサーなのに、初対面の人にはほぼ確実に大学生と間違えられます。
なので、私が院生だと知らない人からは、かなり上から目線で話されることもよくあります笑
でも…何かのきかっけで私が院生だと知った瞬間、態度が一変!!
今まで気さくに話してくれていた人も、一気に低姿勢で、なんだかよそよそしくなります泣
<バイト先の先輩との会話>
大学生だとねぇ、あれでしょ?結構バイトとかサークルで忙しいでしょ?
あー…実は私、院生なんです。 ←だいぶ小声
え?あ、あーそうだったんですか。それは失礼しました…
優秀でいらっしゃるのねー。
この、「優秀なのね」というお言葉も、よくいただきます。
が…実際のところ、私は、「優秀だったら今までこんな挫折してないよ!!」って心の中で叫んでます。
が、中身はどうあれ、褒められて喜ばない人はいない…ちょっぴり心のどこかで嬉しがっているのも事実だったり…笑
恋愛の場面でも…
「院生です」と言った瞬間に相手との距離が妙に遠くなると感じているのは、私だけではないようです。
同じ研究科の先輩と以前恋愛の話になった時に、先輩もそういう経験山ほどしてきたって鼻の穴を大きくして語ってくれました。
先輩曰く、「院生です」と言った瞬間、相手との心理的距離がどーーっと離れるのを感じるとか…。
・院生の実態について、あれこれ聞かれる
院生の実態については、親戚のおじさんおばさんからアルバイト先の先輩、仲良い大学時代の友達にまで、本当によく聞かれます。
自分ではこれが当たり前ですが、自分が大学院に進学していなかったら、確かに自分も聞いていたのかもと思います。
なので、聞かれたことに一生懸命説明します。
専門用語を用いないように、わかりやすく、丁寧に…
〇〇っていうのは、こういうことなんですけど、その〇〇の仕組みを解明しようと思って、関連する論文を読んだり本を読んだり…
しかし…!!!伝わらない笑 というか、
途中から相手の興味が薄れていくのを感じ、残念な感じになるのがオチです。
せっかく頑張って説明したのにな…
そして最後の一撃。
ふーん…なんか難しそうでよくわかんないけど、まぁ、頑張ってね。
一生懸命説明したのにな…
・今さら企業に就職できない? 就職しておけばよかったと後悔している
これは、文系の院生にとってトップ3に入るのが、進路の悩み。
「こんなことなら、大学院に進学しないで、就職しておけばよかった」
こんな声は、よく聞きます。
特に、博士課程まで行くとなおさら。
そうなんです。
大学院の文系って特に何か特別な技術を持っているわけでも、誰もがすごいってわかるような素晴らしい実績があるわけでもない場合がほとんどなので、一般企業への就職は難しそうなんですよね。
これは、だいたいみんな同じ認識。
進路の悩みって人生に大きく関わってくるから、それについて考える時は、大学院全体で得られた学びとか経験とかは全部抜け落ちちゃうんですよね。
大学院に進学したからこそ得られた経験や喜びがあったことは事実だし、学生ってだけで可愛がってもらえるとか、メリットもたくさんあるのに…
・大学生の時の方が、ずっとお金持ちだった
大学院生になると、大学生の時よりも取るべき授業数は少ないです。
それだけ見ると、大学生よりもずっと暇にみえます笑
でも、授業1つ1つのための予習と課題の量は、比べ物にならないくらい増えます。
大学生の授業は、こんな感じではなかったですか?
- 存在することに意義がある
- 授業聞いていなくてもバレない
- だってみんなそうだし
- 最後のレポートとか試験だけ頑張れば、なんとか単位はくる
しかし、大学院生の授業は、そうはいきません。
- ディスカッション形式の授業がメインなので、発言しないとプレッシャーがハンパない
- でも、予習していないと何も言えない
- やる気がある人が集まっている
- 先生が学生に求めるレベルが高い
なので、大学院生時代は、大学生の時ほどアルバイトをする心と体の余裕があまりないのが現状かなと…。
でも、大学院までくると、教授から割りのいい仕事をもらえたり、専門性を活かしたアルバイトで高時給のアルバイトができたりすると思います。
大学院進学を考えている人は、大学生の間にお金をコツコツ貯めておくのがいいかもしれません。
・出会いが、ほぼない
これも、大学院生の悩みTOP3に入ると思います。
恋愛、結婚したい。
でも、出会いがない…と。
そもそも院生は人数が少ないですし、授業で会うくらいでそんなに親しくなる機会はあまりありません。
それに、真剣に勉強する人が多いので、飲み会をしたり授業外で積極的に連絡を取り合ったりというような感じも、少なくとも私の周りでは全然ありません。
なので、本当に恋愛したり結婚したりしたい人は、院の外にその場を求めることが多いと思います。
例えば、
- 合コン、街コン
- マッチングアプリ
- バー
- 学会 など
私自身も私の友達も、こういった感じのところをちょっくら経験してみたことがあります。
さて、実際のところ、どうだったんでしょう?
気になりますね笑
院生の恋愛事情については、また別記事で詳しく書きたいと思います。
まとめ
ここまで、大学院生のあるある【社会編】をまとめてみましたが、いかがでしたか?
大学院生の謎な実態について、楽しみながら読んでいただけていたら嬉しいです。
大学院生の皆さんは、少しは共感していただけた部分もあったのではないでしょうか?
これからも大学院生にまつわるお役立ち、おもしろネタ情報を随時更新していきます。
ぜひまたお立ち寄りください。